ローリング・ストーンズ・ファンサイト『Hot Stuff』の掲示板です。
スレ上げ機能はオフにしてみました。
お気軽に!まずはIntroductionを!
あれこれ最新ニュースなどは Twitter でも!

Hot Stuff BBS

名前
件名
メッセージ
画像
メールアドレス
URL
編集/削除キー (半角英数字のみで4~8文字)
プレビューする (投稿前に、内容をプレビューして確認できます)

『PARIS 1970 2ND NIGHT SOUNDBOARD』 - atsu-y

2026/08/29 (Sat) 18:39:39

『PARIS 1970 2ND NIGHT SOUNDBOARD』 no label (1CD)
SB recordings@Palais Des Sports, Paris, France. Sep.23, 1970

1. Jumping Jack Flash / 2. Roll Over Beethoven / 3. Sympathy For The Devil / 4. Stray Cat Blues / 5. Love In Vain / 6. Dead Flowers / 7. Midnight Rambler / 8. Live With Me / 9. Let It Rock / 10. Little Queenie / 11. Brown Sugar / 12. Honky Tonk Women / 13. Street Fighting Man
Bonus Tracks: Rebroadcast Version - 14. Sympathy For The Devil / 15. Brown Sugar


LHからパリ70の初日と2日目が同時リリースされ、こちらは2日目の9/23のパリ公演。
ショップインフォでは、初日を出すならこちらも同時に再発をという紹介でしたが、わたし的にはコチラこそ今回のパリ70の本命。

1970/9/22から9/24の3日間にわたって3回行われたパリ公演は、9/22と23の公演がフランスのラジオ"EUROPE 1"で放送されており、9/22はDJのアナウンスが重なっていましたが、この9/23はアナウンサーが被っていない公演。
そしてこの2日目は、初日では"Little Queenie" "Let It Rock"の順でやった2曲の順番を入れ替えています。

この9/23の公演はCD時代になってからGreySealからリリースされて世に出て以降、いろんな盤がリリースされていました。
『PARIS 1970』(GS-93001)、『SOME LIKE IT HOT!』(VGP-044)、『SHAKE YOUR HIPS』(VGP-078)、『LIVE FROM THE RADIO - PARIS 1970』 (GP-1502CD1/2)

そこにLHが70シリーズをドドッとリリースした2023年、今作と同名の『PARIS 1970 2ND NIGHT SOUNDBOARD』をリリースしたのです。
がしかし、そこで紹介したとおり、代表盤はどれだというのが少し難しいと感じた作品だったのです。
2023年盤は、VGPやGOLDPLATEのようなイコライジングとは方向性が違うナチュラルな音でありながら、VGPやGOLDPLATEが前に押し出していたヴォーカルとギターはやや後退してヒスノイズがやや増えてるという、Grey Seal盤に立ち返ったようなナチュラルテイストで、少し物足りないと感じるところも。
とはいえマスターも上位にあるようで、VGPやGOLDPLATE盤に混入していた電子音もなく、まさにナチュラルなソフトテイストな音だったのです。

それが今回の再発にあたってはそのまま再発ではなく、中音域をブーストしたリマスターが施され、わたし好みの嬉しいサウンドに!
これはもう前回盤の"EX--"を凌ぐ、"EX--"~"EX-"、年代を考えればほぼ"EX-"、完全に代表盤かと。

ということで長々と書く必要もない、嬉しいリマスター再発でした!!

『PARIS 1970 1ST NIGHT SOUNDBOARD』 - atsu-y

2026/08/29 (Sat) 17:22:50

『PARIS 1970 1ST NIGHT SOUNDBOARD』 no label (1CD)
SB recordings@Palais Des Sports, Paris, France. Sep.22, 1970

BUDDY GUY & JUNIOR WELLS with ERIC CLAPTON
1. It's My Life Baby / 2. Backstage Report

THE ROLLING STONES
3. Introduction / 4. Jumping Jack Flash / 5. Roll Over Beethoven / 6. Sympathy For The Devil / 7. Stray Cat Blues / 8. Love In Vain / 9. Dead Flowers / 10. Midnight Rambler / 11. Live With Me / 12. Little Queenie / 13. Let It Rock / 14. Brown Sugar / 15. Honky Tonk Women / 16. Street Fighting Man


LHからパリ70の初日と2日目が同時リリースされ、こちらは初日の9/22のパリ公演。

パリ初日といえば、フランスのラジオ"EUROPE 1"で放送されたわけですが、曲間だけでなく曲の頭に被ってまでも、そして"Midnight Rambler"ではその途中にまでもDJのアナウンスが入るという音源が昔から有名で、『PARIS 1970』(IMP-CD 014)、『PARIS AFFAIR』(VGP-127)といった懐かしのCDから、2011年にMID VALLEYからリリースされた『RETURN OF THE MARQUIS DE SADE』(MVR 511)、2015年にGOLD PLATEからリリースされた『LIVE FROM THE RADIO - PARIS 1970』(GP-1502CD1/2)といった作品でお馴染み。

GOLD PLATE盤を紹介してからもう10年以上たつのかと懐かしいですが、LHからのリリース・インフォにCaptain Acid Remasterの文字を見て、フィラスぺに次いで二匹目のドジョウを狙うかのようなリリースですなぁと感じたんですが、、、ドジョウはいました(笑)

今作はCaptain Acid Remasterの『PLEASED TO MEET YOU BIANCA, HOPE YOU GUESS MY NAME』という、なんと2014年に公開されたものが一部で使われています。
Captain Acid Remasterなりをそのまま作品にしないところはさすがはLH。

そのCaptain Acid Remasterは、VGP盤を元にしていたとのことですが、Captain Acidらしい音を広げて高音強調のリマスターで、後半のシュワシュワもひどいし、個人的にはスルーでした。
ちなみにそのCaptain AcidリマスターからところどころザクっとDJの声を消したバージョンも同名で出回ってたりします。

そこにメスを入れたのが「GRAF ZEPPELIN」。
彼のリワークは今作のリリースインフォに詳しく、まずは音源全体をモノラル化することで、Captain Acidによるいろんな弊害を除去したと。
それだけにとどまらず、"Little Queenie"以降で目立ち、いよいよ"Brown Sugar"に至ると苦痛となるシュワシュワうねりを解消するために、以降を別ソースにごっそり差し替えていると。
ではなぜにCaptain Acid Remasterを元にするんだろうという気がしないでもありませんが、結果的には既発よりも聴きやすい作品に仕上がっています。

とはいえ元が元ですから、聴きやすくなったといっても向上は僅かで、MV盤が"good++"くらいでGP盤が"very good-"レベルのところ、今作の前半は少し音が明るくなって、後半はGP盤とあまり変わらずの"very good-"~"very good"くらいかなという感じではあります。

また、前座でクラプトンの飛び入りが実現したバディ・ガイ&ジュニア・ウェルズの"It's My Life Baby"は、新たに発掘されたバージョンを採用したとのことで、そこは既発盤よりグッと向上しており、さらに冒頭20秒ほど長く収録されています。

というわけで、これならCaptain Acidを使わなくてもよかったんじゃないのと思わないでもありませんが、インフォでは明言しつつもパッケージにはCaptain Acidとは書いてないんですね。
と思ったら裏ジャケの右下に、小さくて独特のフォントなので判読しにくいですが書いてました。
ということでドジョウは大きなものではありませんが、確かに前半にしっかりいました(笑)

『KBFH 4-CHANNEL QUAD REEL PRE-FM』 - atsu-y

2026/08/29 (Sat) 08:42:14

『KBFH 4-CHANNEL QUAD REEL PRE-FM』 no label (3CD)
SB recordings@Forest National, Brussels, Belgium. Oct.17, 1973 (1st show)

●Disc 1: Quad mix (67:22) 
●Disc 2: Front 2channel (67:22)
●Disc 3: Rear 2channel (67:22)

1. KBFH Intro. / 2. Intro. / 3. Brown Sugar / 4. Gimme Shelter / 5. Happy / 6. Tumbling Dice / 7. Dancing with Mr.D. / 8. Angie / 9. You Can't Always Get What You Want / 10. Midnight Rambler / 11. Honky Tonk Women / 12. All Down The Line / 13. Rip This Joint / 14. Jumping Jack Flash / 15. Street Fighting Man


2020年頃にギフトCD-Rで登場した3枚組がプレスCDに昇格。
1974/9/29に「KING BISCUIT FLOWER HOUR」で放送されたという、左右前後の4チャンネルのQuadraphonic(QUAD)バージョンを、4chすべてをMixしたQUAD MIXをDisc 1、Front 2chをDisc 2、Rear 2chをDisc 3に収録した3枚組。

Front 2chはやや高音寄り、Rear 2chはやや低音寄りをベースとしながら、単純にずっとそういう割り振りだけでもなく楽器の定位も微妙に違ったりする面白いSQ方式の4chステレオ。

この大元となっているのは2015年にネットに公開された4chのDVD-Audio。
その作品のインフォには"The sound quality is improved because an Involve Audio Surround Master SQ decoder was used"、そして"All shows distributed on reel are 2 - 7" reels unless noted."とあり、今作の裏ジャケに記載されている文章そのものです。

また、そのDVD Audioでは各曲のクレジットは書かれておらず、ロンドンとブリュッセルからとだけ書かれており、以前のギフトCD-Rもそれに倣っていましたが、実は今作のクレジットのとおり、これ全部ブリュッセルの1st showからでありました。

73欧州コーナーには、このDVD Audioを元にしてBlu-ray Audioにアップコンバートされた作品、『BRUSSELS AFFAIR QUADRAPHINICS』(LESMORE MEDIA WORKS)を紹介しており、そこに書いたとおり、そこに収録されたブリュッセルの1st showからだけの内容が、本当に1974/9/29のQUAD放送を元にしているのか、個人的にはよくわかってないところだったりします。
言い換えれば、1974/9/29のQUAD放送では本当にブリュッセルの1st showからだけの曲が放送されたのか?ということ。
これはいまもよくわからないままだったりしますが、そうであったということにして進めます。

ということで、QUADではなく通常のステレオ放送では、1987/9/27の放送で初登場したブリュッセル1st showからの"Gimme Shelter"と"Happy"、さらには1988/11/20の放送で遂に登場したブリュッセル1st showからの"Street Fighting Man"は、実は1974/9/29のQUAD放送側で放送されていたんだなと。

ただし、2015年に公開されたDVD Audioはアップグレード版と謳われており、その前のオリジナルは2000年に公開されています。
そこにはpre FM Reelだけでなく、RATTLE SNAKEの『BRUSSELS AFFAIR Definitive Edition』(RS015/16)をもマスターに使われたような記述があったりもして、SQマトリックス方式でエンコードされた2ch音声であれば、本来の4ch音声をソフトウェア処理で抽出できることがわかって検証もしてみましたが、それはこの紹介では省きます。
(発売インフォが出るや調べてみるとその事実を知って、あれこれ試して研究してたんですが・涙)

ということでFM放送前のリールテープを元にして作られたというQUADミックスを収録したディスクと、QUADミックス音源をフロントとリアに分離したディスクのそろい踏みの今作、ギフトCD-Rでは大人気のベストセラーだったとのこと。ギフトなのでベストセラーという表現は違うかもですが。

とはいえこの3枚あってもDVD audioやBlu-ray Audioとは違ってサラウンドで聴けるわけではないのでそうそう何度も聴くものでもありませんが、Disc 2のフロントとDisc 3のリアミックスの違いをしっかり確認できるという、マニアにはありがたい攻めた内容なのです。

ただし、わたしブリュッセルの1st showが大好きで、前述したBlu-ray Audioからステレオにコンバートした音源を愛聴していますが、今作のQUADミックスを収録したDisc 1は、そのBlu-ray Audioとは音の感じが違っています。

まず今作のDisc 1ではやや左の音が大きく、定位が左寄りになってしまっています。
さらにはBlu-ray AudioやRATTLE SNAKE盤と比べるとどうも音のクリアネスが後退し、もやっとしたところも。
ネットに公開された大元のDVD Audioや、それを基にしたBlu-ray Audioをステレオ再生した場合や、RATTLE SNAKE盤ではもっとくっきりはっきりシャープに左も右もしっかり鳴っているのにと。
ただし後半になると、Rearが中高域を担うような音になる"All Down The Line"の曲中なんかでは今作の方がクリアに鳴ってるように聴こえたりするところもあります。

また、"Brown Sugar"のイントロのキースのチャラッチャの直前の単音一発。
今作ではセンター付近で鳴りますが、こちらもDVD Audio、Blu-ray Audio、RATTLE SNAKE盤などでもチャラッチャの直前のキースの一発はしっかり右chで鳴ります。
ここはDisc 2では右で鳴るんですが、Disc 3もセンター付近で鳴ります。
ここはやはり右で鳴って欲しいところ。

元のギフトCD-Rは真面目に聴いたなかったので、今回のリリースでこれらに気づいたことにより、なぜ今作ではこうなのだ?としばし混乱しましたが、Disc 2のフロントchとDisc 3のリアchを普通に50/50でミックスして聴いてみるとBlu-ray Audioのように鳴ることが判明。
そしてDisc 2のフロントchの音量を少し下げ、Disc 3のリアchを少し上げたミックスで聴いてみると、今作のDisc 1のような音に!
左右の特徴だけでなく、"Brown Sugar"イントロ直前のキースの一発目もこれだとセンター付近で鳴るではありませんか。
そう、今作のDisc 1のQUADミックスはフロントとリアが50/50ではなく、例えるなら45/55のようなミックスだったんでしょう。

ということで、フロントとリアの音の違いがわかるという攻めた意欲作ではありますが、普通に聴くべきDisc 1の音作りだけはどうもしっくりきません。
Disc 2とDisc 3を50/50でミックスしてくれていれば、Blu-ray Audioのような音が手軽に皆さんにも聞いていただけるのにと、残念でなりません。
まぁそれだとちょっと入力レベルが高くて0dbの壁に当たってたりしますし、RATTLE SNAKEのCDがすでにそういう音だったかと思ったりもしますが。

というわけですが、あらためてフロントとリアを50/50でミックスしたブリュッセル1st show音源と、1st showでやったのにカットされた"Star Star"を、1st showからでなくともオフィシャルからブリュッセルの2nd showの"Star Star"、さらにこれは蛇足かもしれませんがその2nd showから"Doo Doo Doo Doo Doo"もボーナス収録して、となると単純計算では76:41にもなってしまいますが、KBFHのイントロはカットするなりして、そうしたThe Complete Brussels Affairと銘打った作品があってもいいかもと思ったりもします。

いややっぱり違った!!(笑) - atsu-y

2026/08/29 (Sat) 01:35:04

お風呂に入ってスッキリしたところで、もう少し試してみようと、今回のDisc2とDisc3の音をAudacityでミックスしてみました。

すると、、、わたしの大好きなBlu-ray Audioからの音と同じになるではないですか!?

Brown Sugarのイントロ前の一発もキースは右で鳴りますし、左右の音もいい!

ということは、Disc1はなぜか癖のあるミックスなのか?
このDisc1の音が混乱の元凶なのですよ~!(笑)

ということでその混合ミックス、試しにDisc2の音量を少し下げてDisc3を少し上げてみると、まさに今回のDisc1のような音に!
どうやらこのDisc1のミックスは、Disc2:Disc3が50:50ではなく、例えば45:55のようになってるのかもしれません。

あぁ~すっきりした(笑)

Re: いややっぱり違った!!(笑) キュースケ

2026/08/29 (Sat) 05:27:13

長期間に渡る詳細な検証、お疲れ様でした(笑)。
正直私には難し過ぎてよくわからないお話でしたが、マニアックな追求が非常に面白かったです。
この音盤、以前atsu-yさんにご紹介いただいて一応CD-R版を入手しましたが、参考データ的内容なのでさすがに普段聴くものではありませんね。4チャンで聴ける設備もありませんし(笑)。
今回のプレス版、あえて買わないとはもう言いませんが、さすがにちょっと深過ぎてどうするか検討中です。Doo..も入ってないし。
では、お疲れ様でした。

Re: いややっぱり違った!!(笑) - atsu-y

2026/08/29 (Sat) 07:41:51

キュースケさん、温かいお言葉をありがとうございます。

あれから寝ても興奮状態にあって、QUADに関する夢を見て、また朝方に起き出してたりしました(笑)

今回の作品はあらためて後ほど紹介しようと思いますので、参考にしていただけましたら!

わかった!!!!! - atsu-y

2026/08/29 (Sat) 00:11:26

プリンスを聴き終え、やっぱり戻ってきたKBFH QUAD。

すると、わたしが感じてきたBlu-ray Audioとの違いの原因が分かりました!!!!!!

わたしがBlu-ray Audioからコンバートしてお気に入りとしてずっと聴いてきたのは、実はフロントch、今作ではDisc2の音だったんだ!!

ということで、またちゃんと聴いてみますが、Disc2最高!!(笑)

いやぁ~お騒がせしました。

あ、でもGimme Shelterの4:02、Disc2ではミュートしちゃうところはBlu-ray Audioから落としたのとかはそうならないので、やっぱりリアも入ってるのか?
音の違いはフロントとリアの混合ミックス比率の問題か?
まぁそれも含めてまた明日!

『KBFH QUAD REEL』でちょい混乱(笑) - atsu-y

2026/08/28 (Fri) 23:03:02

以前からギフトのCD-Rで配布されていた人気タイトル『KBFH QUAD REEL』が遂にプレスCD化されましたね。
ストーンズといえばの73ブリュッセルのラジオ音源、1974/9/29に「KING BISCUIT FLOWER HOUR」で放送されたという、左右前後の4チャンネルのQuadraphonic(QUAD)バージョンを、4chすべてをMixしたQUAD MIXをDisc1、Front 2chをDisc2、Rear 2chをDisc3に収録した3枚組が、遂に今回プレスCD化。

なお、以前のギフトでは各曲のクレジットは書かれておらず、ロンドンとブリュッセルからとだけ書かれていましたが、実は今作のクレジットのとおり、これ全部ブリュッセルの1st showからでありました。

というわけですが、わたし怒涛のギフトCD-Rたちはじっくり聴く余裕がなく、このギフトも実はあまり聴いてなかったのです。
(しかもギフトは年代別に整理して並べたりもしてないのでどこにあるかもわからない・笑)

ちなみにわたしのX(Twitter)での毎朝のWalkman画像をご覧いただいている方にはお馴染みですが、わたしブリュッセル73を聴くときは、『BRUSSELS AFFAIR QUADRAPHINICS』(LESMORE MEDIA WORKS)のBlu-ray Audioからコンバートした音を愛聴しています。

今作の元は基本的にその音と同じですので、今作もわたし大好物の音なのであります!
ただし後述しますがその音の仕上がりには結構な違いがあり、、、まずはファーストインプレをば。

というわけですが、ここからしばらく脱線します。
火曜に今作のインフォが出て以来、以前のギフトをまじめに聴いていなかったわたしは水曜と木曜の夜にいそいそと↓こんなことをしてました。

前述した『BRUSSELS AFFAIR QUADRAPHINICS』(LESMORE MEDIA WORKS)のBlu-ray Audioについては、73欧州コーナーので紹介している通り、そこに収録されたブリュッセルの1st showからだけの内容が、本当に1974/9/29のQUAD放送を元にしているのか、個人的にはよくわかってないところだったりします。
言い換えれば、1974/9/29のQUAD放送では本当にブリュッセルの1st showからだけの曲が放送されたのか?ということ。
これはいまもよくわからないままです。

また、そのBlu-ray Audioも今作も、大元となっているのは2015年にネットに公開された4chのDVD-Audioのアップグレード版かと。
その作品のインフォには"The sound quality is improved because an Involve Audio Surround Master SQ decoder was used"、そして"All shows distributed on reel are 2 - 7" reels unless noted."とあり、今作の裏ジャケに記載されている文章そのものです。

そしていろいろ探ると、アップグレード版の前、最初に公開された2000年のファイルにはこんな文章も。

Here we have a classic bootleg from the King Biscuit series.
After months of searching for a good copy that would actually decode the SQ I came across the Rattle Snake version of this great show!.
As with the other 5 or 6 I found I did some preliminary work of a couple of songs and found that it did indeed decode into 4.0 SQ quad.
In the rears you will hear lead guitar, horns, some keyboards and of course the crowd.
The sounds from the rear are pretty distinct and the show now has a much bigger sound IMHO.
This actually seems to be from an original copy of the show tapes and not a copy of a copy of a copy.

This has been released many times under many different titles but this is the first time I know of, or have found, that it is available in quad form.

ん??ということは大元の大元はRATTLE SNAKEのCDなのか??
ほんとに2chのCDから4chに綺麗にデコードできちゃうものなのか???

という突如気がついた疑問を解明すべく、今作のリリース・インフォが出てから急遽あれこれ調べたところ、なんと4チャンネル・サラウンドのSQマトリックス方式で録音されたオーディオファイルをデコード(復元)するためのソフトがあると。
それが対応するのは非圧縮のPCMオーディオファイルのみとのことですが、SQマトリックス方式でエンコードされた2ch音声であれば、本来の4chサラウンド音声をソフトウェア処理で抽出できると!

なんてこった!!
ということで、Wayback Machineも駆使してそのソフトを入手。
それを使っていくつかのCDをWAVで取り込み、4chにデコードしてみました。

すると2chのWAVにも位相はしっかり記録されているのか、綺麗に4chにデコードされる作品が!
テストで一番わかりやすいのは"Brwon Sugar"前のチャーリーのドラムが左右に分かれるところや、"Brown Sugar"でのミック・テイラーのギターソロ。

ちなみにCHAMELIONの『BRUSSELS AFFAIR』(CHAM 8812)、VGPの『NASTY MUSIC』(VGP-002)と『THE LOST BRUSSELS』(VGP-088)、RATTLE SNAKEの『BRUSSELS AFFAIR Definitive Edition』(RS015/16)、LHの『EUROPEAN TOUR 1973 KBFH Broadcast 1974 & 1988』で試してみました。

するとRATTLE SNAKE盤とLH盤では見事に分離され、特にRATTLE SNAKE盤ではかなりクッキリはっきり分離されます。
また、VGP盤でもある程度分離はされますが、他ほど明確には分離はされず、音もやや濁っています。
RATTLE SNAKE盤、おそるべし。

ここで比較のためにもう一つの仮説。
「実はどんな2ch WAVでもデコーダーを通せば適当に4chに分離されちゃんじゃないか?」という仮説。
ということで、QUAD放送はされていないはずの1973/10/14のロッテルダムの"Brown Sugar"をデコードしてみると、、、frontとbackでほんの少し音質に違いは出ます(笑)
これは先に書いたVGP盤の甘い分離に似た感じ。
ということは、やはりデコーダーを通せばある程度は4chに分離されるんだろうなと。
逆に言えばしっかり位相が記録されているSQ音源でなければきちんと明確に違いのある4chには分離されないということか。
つまりRATTLE SNAKE盤以外は程度の差はあれど、その位相はしっかり記録されていないということか?

そして最後のお題は、「RATTLE SNAKEの1973/10/17の"Street Fighting Man"も4chにデコードしたら違いが生まれるのか?」というもの。
"Street Fighting Man"は、1974年の通常のステレオ放送ではロンドンのテイクが放送され、1987/9/27の放送では73欧州からの"Street Fighting Man"は放送されていなかったとされる曲。
というわけでデコードしてみましたが、小さめのホーンがR backの方がR frontより強く、テイラーはL backの方が大きくクリアといったわずかな違いがあります。
ただし、前述したとおり、デコーダーはある程度4chに分離してくれちゃうのかもしれず、この"Street Fighting Man"もSQマトリックス方式でエンコードされた2chステレオが元になっているかについては確証には至りませんが、結構frontとbackの音は違っていますので、位相は記録されているような気がします。

う~む、となるとやはりこのRATTLE SNAKEのCDは、QUADの「pre FM reel」から作られていたんだろうか?
実はすごかったのか?RATTLE SNAKE盤!(笑)


↑てなことを水曜木曜と夜な夜なやってたんです(笑)


そして本日、ギフトではあまり聴いてなかった今作をちゃんと聴いてみると、ちょっと予想していたものとは音の感じが違う。
そう、聴きなれた『BRUSSELS AFFAIR QUADRAPHINICS』(LESMORE MEDIA WORKS)のBlu-ray Audioとは違うのです。

ただし、元は2016年にネットに公開されたDVD Audioであることに間違いはありません。
左右まとめた波形のピークも全く同じです。でもマスタリングの違いからか、そのDVD Audioの音ともちょっと違ってます。

はっきりわかる違いは、まず"Brown Sugar"のイントロのキースのチャラッチャの直前の単音一発。
ネットに公開されたDVD Audio、そして『BRUSSELS AFFAIR QUADRAPHINICS』(LESMORE MEDIA WORKS)のBlu-ray Audio、さらにはRATTLE SNAKEの『BRUSSELS AFFAIR Definitive Edition』(RS015/16)も、"Brown Sugar"のチャラッチャの直前のキースの一発はしっかり右chで鳴ります。
ところが今作のDisc1ではそれがセンター付近で鳴ります。
ちなみにDisc2では右で鳴るんですが、Disc3もセンター付近で鳴ります。

そして他との違いに気がついたところでは"Gimme Shelter"。
"Gimme Shelter"の4:02のところのテイラーのソロは、今作のDisc2のフロントでは一瞬ミュート状態になり、逆にDisc3のリアではONに。
ここはRATTLE SNAKEだろうがどのCDだろうが、デコードした音ではそんなことは起こりません。
今作のDisc2でのそこはテイラーのギターだけでなく全体的にミュートされてるような感じから、テイラーのギターをフロントからリアにパンさせたのではなさそうな。
ただし、これはDVD Audioもまさにそんな音ですので、これは今作の元がそうなんでしょう。

そしてここがまた不思議なんですが、今作では全体的に左chの音がくっきり鳴っていて、定位はやや左寄りに聞こえますが、他の作品ではそんなことはありません。
大元のDVD Audioもですが、Blu-ray AudioやRATTLE SNAKE盤では、もっとくっきりはっきりシャープに左も右も鳴っています。
これはマスタリング云々ではなく、DVD Audioからの音の抽出過程で生まれた差なのかもしれません。

とまぁ、事前に予習して予想していたものと違って、だんだんよくわからなくなってくるんですよ(笑)
これでも実はボリュームたっぷりの事前調査結果とかをか~なりはしょって書いているわけですが(苦笑)

ということで今作の紹介はあまりしていないままですが、今作はかなり攻めたタイトルで面白いことは面白いのは間違いないです。
ただ、この3枚のCDをもってサラウンドで聴けるわけでもないですし、個人的にはBlu-ray Audioの音の方が断然シャープで好みです。
もちろんBlu-ray Audioではサラウンドでも聴けますし。
なお、今作の入力レベルは0dbにぶち当たることはないんですが、他の作品は0dbにぶち当たってやや大きすぎるところもあるという特徴の違いもあります。

とまぁあれこれ聴いてるともうだんだんよくわからなくなってきたので、まだまだ研究しがいのある音だということで(逃げた・笑)

しかしわたしはブリュッセルの1st showが大好きなのであります。
それを攻めた今作は面白いことは面白いんですが、どうだろうという感じでいま聴いてます。


そんなわけで、いまは少し混乱してますが、また明日、耳と頭をリフレッシュしてから改めて整理して紹介しなおそうかと。
しないかもしれません(笑)
ただ、デコーダーがどうこうとかいうこの文章も実はあまり意味がなかったなぁと、これをこのままnew arrivalsに格納するのもどうだろうと思いつつ、どうしたもんかと(笑)

Re: 『KBFH QUAD REEL』でちょい混乱(笑) - atsu-y

2026/08/28 (Fri) 23:10:55

今夜はコチラはここまでにしてプリンスの新作を聴こうと、、、後ろ髪を引かれる思いですが(笑)

Podcast「Speaking In Tongues」第5回目 - atsu-y

2026/08/28 (Fri) 23:00:12

こちらにほぼ全部の翻訳が公開されました。

https://www.universal-music.co.jp/rolling-stones/news/2026-08-28/

ベストヒットUSA - atsu-y

2026/08/28 (Fri) 22:59:23

9月3日(木)、BS朝日「ベストヒットUSA」スター・オブ・ザ・ウィークにて、ザ・ローリング・ストーンズ の最新曲を紹介!ぜひご覧ください♪

とのこと~!
Mr. Charmのあのスタジオ風景ですかね?

R.I.P. キュースケ

2026/08/28 (Fri) 22:17:36

カントリーの大姉御、ドリー・パートンが亡くなったようですね。日本ではオリビア・ニュートン・ジョンのスマッシュ・ヒット「ジョリーン」の作者として有名でした。
こことはあんまり関係ないと思いますが、結構ロック寄りのアプローチも好きだった人で、2.3年前ロックのカバーアルバムをリリースし、ストーンズの「サティスファクション」やゼップの「天国への階段」、ビートルズの「レット・イット・ビー」など演ってました。あとブートで聴けるキースの「ウィ・ハド・イット・オール」もどっかのアルバムに入っていましたね。
今度また改めて聴いてみようと思います。合掌。

Re: R.I.P. - atsu-y

2026/08/28 (Fri) 22:50:34

悲しい報せはこのところいろいろ届きますね。
そんなこともあってこちらではあまり書いてなかったりしますが、ミックもロニーも彼女へのメッセージを投稿していますね。

わたし彼女を知ったのはホイットニーの"I Will Always Love You"から遡って探し出した頃かと。
すぐにネットで聴ける今と違って当時はオリジナルバージョンを探すのに苦労した記憶が。
安らかに。

One step at a timeリリースされました - Mac

2026/08/28 (Fri) 21:51:51

Zydeco sont pas salēsのリリースから1年。
Clifton Chenierのカバーで、もう1曲録音されたと言われていたOne step at a timeが
本日、アメリカでリリースされました。
残念なのは、ストーンズ名義ではありませんでした。

Mickは不参加で、Ivan Neville, CC Adcockの二人がメインで歌っているようです。
feat.Keith Richards, Ronnie Wood & Jimmie Vaughan

アルバムタイトルは
VARIOUS/Antone's 50th Presents Chicago Bound: Honoring Muddy Cliff & Blue

LPは7inchシングルが付属で、One step at a timeは7inchに収録されているらしいです
40秒位視聴できるサイトで聴きましたが、Ronnieらしきスライドギターが鳴ってました。

私はAntone's のサイトからアナログLPを注文しました。

あまり情報が多くないので、間違ったことを書いているかもしれません。

Re: One step at a timeリリースされました - atsu-y

2026/08/28 (Fri) 22:12:24

Macさん、素晴らしい情報をありがとうございます!

こちらですね?
https://store.acousticsounds.com/d/199246/Various_Artists-Antones_50th_Presents_Chicago_Bound_Honoring_Muddy_Cliff__Blue-140__150_Gram_Vinyl_Record

https://antonesrecordshop.com/products/pre-order-antones-50th-chicago-bound-honoring-var-antones-50th-chicago-bound-honoring-var-lp

7インチというのはわかりませんでしたが、アルバムの2曲目に収録されているように見えますね。
で、買おうと思ったら送料がか~な~り!!ですね。

あ、ここでちょこっと聴けますね。
https://www.amazon.co.jp/music/player/artists/B0F4XZC5LZ/antone's-50th-allstars

タワレコにCDはエントリーされてるので、アマゾンとかもうちょっと様子見てみようかな~?

1. Chicago Bound – John Primer
2. One Step at a Time – Ivan Neville & CC Adcock feat. Keith Richards, Ronnie Wood & Jimmie Vaughan
3. I Wouldn’t Treat a Dog (The Way You Treated Me) – Kam Franklin with Rodd Bland & the Dreamers
4. Give Me Back My Wig – Doyle Bramhall II
5. I’m Not Ashamed – Kim Wilson & the Fabulous Thunderbirds
6. Backstroke – Anson Funderburgh
7. The Blues Is So Big (Interlude) – Clifford Antone
8. Hangin’ on a Cliff - Billy F Gibbons & the BFGs
9. Act Like You Love Me – Lurrie Bell
10. Baby What’s Wrong – Lavelle White
11. Got My Mojo Working – John Primer & Lil’ Ed Williams feat. Kenny “Beedy Eyes” Smith

Re: One step at a timeリリースされました - Mac

2026/08/28 (Fri) 22:43:03

7inchは私の勘違いみたいですね。
AMAZON USAはアナログ5,804円 送料1,540円みたいですよ。

Story from the rehearsal of the 1973 Nicaraguan show - atsu-y

2026/08/27 (Thu) 20:09:50

IORRに投稿された面白い投稿より!
そうだったんか!という興味深い内容です!

●Story from the rehearsal of the 1973 Nicaraguan show
https://iorr.org/talk/read.php?1,3140964

先日、あるミュージシャンに出会いました。70代後半の男性で、ロサンゼルスで長年セッションのホーン奏者として活動していた人です。彼は興味深い話を聞かせてくれました。

1973年1月、彼はロサンゼルスのSIRスタジオで、ビッグバンド・プロジェクトのセッションのリハーサルを行っていました。
彼はその週ずっとスタジオに滞在していたのですが、ある時、ローリング・ストーンズがフォーラムでのニカラグア支援チャリティー・コンサートに向けて急遽集結することになり、次の2晩、急きょリハーサルが行われるという知らせが入りました。
彼はスタジオのマネージャーの一人に、その場に留まってリハーサルを見学してもいいかと尋ねた。バンドのメンバーの邪魔をせず、騒ぎを起こさなければ構わないと言われた。
その結果、多くのミュージシャンがその場に留まって待つことにしたそうだ。彼はストーンズの大ファンで、1969年から、そして1972年にかけてすでに何度か彼らのライブを観ていた。

彼によると、そのセッションは午後6時頃に始まる予定だったものの、10時頃になるまで誰も到着しなかったという。
最初にチャーリーとビルが到着し、その後1~2時間の間に他のメンバーも全員揃った。
セットアップが終わり、メンバーが適当に弾き始めた途端、"Monkey Man"を演奏し始めたそうだ。
数日前に抽選でニカラグア支援チャリティコンサートのチケットをすでに当てていたこの男性は、大興奮だったと語った。彼は、彼らが"Monkey Man"をライブで演奏したことはこれまでなかったと思っていたが、その夜、彼らが演奏したのは"Monkey Man"だけだったと語った。
彼らは文字通り数時間にわたり、ブラスやピアノのソロも盛り込まれた"Monkey Man"の長いエクステンデッド・バージョンを練り上げることに専念していた。
午前4時頃リハーサルが終了し、全員が帰っていき、それで終わりだったという。

翌晩、彼らは少し早めに、おそらく7時か8時頃に会場に到着したそうだ。
そしてまたしても"Monkey Man"をいじり始めたが、ほんの短い間だけだった。
その後、"Stray Cat Blues"、"It's All Over Now"、"No Expectations"、"Brown Sugar"、その他数曲を練習したとのことだ。

真夜中頃に休憩があり、彼はコーヒーを淹れに来ていたキッチンで、ビル・ワイマンと偶然出会えるように仕向けたそうです。
二人は和気あいあいと会話を交わし、彼が「"Monkey Man"を演奏している」という事実についてワイマンに尋ねると、ワイマンは「実はショーでは演奏しないんだ」と答えたそうです。
するとその男は、「でも昨晩はずっとその曲の練習に費やしていたじゃないか」と尋ねると、ワイマンは「あれは、錆びついた部分をほぐして、他の曲を演奏する準備をするのにちょうどいい曲なんだ」と答えたそうだ。

"Monkey Man"が単なる練習曲として使われていたというのは、なかなか興味深いと思った。というのも、スタンリー・ブースが1969年の著書で、ローレル・キャニオンでのリハーサル中にも彼らが"Monkey Man"を練習していたと書いていたからだ。

今週の新作 - atsu-y

2026/08/25 (Tue) 23:30:29

めっちゃ出るやん!!

Re: 今週の新作 - atsu-y

2026/08/25 (Tue) 23:30:51

その2

Re: 今週の新作 - atsu-y

2026/08/25 (Tue) 23:31:19

その3

Re: 今週の新作 - atsu-y

2026/08/25 (Tue) 23:32:09

その4、ストーンズではないけど!

ロニー・ウッド語る、チャーリーのドラム・トラックのアーカイブはまだある - atsu-y

2026/08/25 (Tue) 20:52:23

●ロニー・ウッド語る、ストーンズには優れたモチベーターが必要/チャーリーのドラム・トラックのアーカイブはまだある/ツアー/フェイセズのアルバム等

ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のロニー・ウッド(Ronnie Wood)は英Classic Rockの新しいインタビューの中で、ストーンズには優れたモチベーターが必要で、今はプロデューサーのアンドリュー・ワット(Andrew Watt)の情熱がストーンズの新たな活力になっていると語っています。また今の世界の状況について、今後もアルバムを出すたびにチャーリー・ワッツ(Charlie Watts)のドラム・トラックを使うことが恒例になっていくのか? ストーンズはツアーをするのか? フェイセズのアルバムについても語っています。

Q:2023年の『Hackney Diamonds』に続いて、こんなにも早く新作を出すなんて、バンドはクリエイティブ面でかなり充実した時期にあるようですね。

「そうだね。アンドリュー・ワットの情熱のおかげだよ。彼は若くて、音楽に対する情熱があるし、何よりファンでもある。それに演奏もできるから、自分の言うことを裏付けることができるんだよ。だから俺たちも彼の言うことに耳を傾けたんだ。(プロデューサーの)ジミー・ミラーとやっていた頃、ストーンズは数年おきにアルバムを作っていたけど、あの頃とちょっと似た感じで、またそういうスケジュールに戻れた。それは素晴らしいことだよ。もうアルバムが出るまで10年も12年も待つ必要はないんだから。

(インタビュアー:ストーンズには優れたモチベーターが必要なんでしょうか?)

そうだね。俺たちには、ビシッと仕切ってくれる人が必要なんだよ。“8時には来て。自分のパートを終わらせておいて”とか、“それから来週までにギター・パートを全部終わらせておいてね、キース”とか言うわけだ。するとキースは“どういう意味だ? 俺は俺がやりたいときにやるんだ”って返す。そこで彼は“いや、そうはさせない。僕がやろうと言ったときにやるんだ。今すぐ始めるよう”って言うんだよ。するとキースは“……ああ、分かったよ”ってなる。キースに対して、あんなふうに指図できる人なんて、ちょっと普通じゃないよね。そういう人がいるのはいいことだよ」

Q:「Mr. Charm」ではハイテク億万長者について歌い、「Side Effects」では処方薬に触れています。「The Stars」には「この地に病が蔓延している」という一節があります。これは2026年、つまり今の世界の状況について歌っているのでしょうか?

「そうだね、俺たちなりのやり方でね。ロックンロールのやり方で。みんなの顔に笑顔を保たせつつ、同時に“この地の病”についてもはっきり正直に伝えなきゃいけない、ってことさ。悪いことがたくさん起きているからね。

(インタビュアー:つまり、あなたも感じているんですね――世の中がめちゃくちゃになっているって?)

ああ。世の中を動かしている狂った連中のこともそうだし、気候変動や、最近の異常気象もそうだ。暑いときはますます暑くなり、寒いときはますます寒くなる。しかも、その両極端が交わることはないんだよね(笑)」

Q:「Hit Me In The Head」は、チャーリー・ワッツの昔のドラム・トラックを使ったものですね。

「“Hit Me In The Head”は、チャーリーの昔のドラム・トラックを使ったものだから、そういう意味ではチャーリーの曲とも言えるかな。実は、そういうトラックがかなり残っているんだ。チャーリーの思い出をこれからも残していけるようにね。

(インタビュアー:今後も、アルバムを出すたびにチャーリーのドラム・トラックを使うことが恒例になっていくのでしょうか?)

そこはミックに任せているよ。彼がチャーリーのちょっとしたアーカイブを持っている。何が入っているのか俺にはよく分からないけど、まだチャーリーのドラム・トラックがいくつかあるのは間違いないと思う。パリでもいくつか録音したから、そこから使えるものがあるはずだよ」

Q:ストーンズはこのアルバムでツアーしますか?

「そうなればいいね。今年はないけど来年なら。ぜひやりたいよ。そりゃあ、俺たちとしては当然やりたいさ。だってストーンズなんだから。ミックも俺も、演奏したいという気持ちがなくなることはない。だから、俺はソロ・バンドで何本かライヴをやるつもりだよ。指の感覚を維持するためにもね。そういうことはやっておかないとダメなんだ。常に感覚を温めて、音楽を熱い状態に保っておく。そして新しいものを生み出しながら、過去の時代にも敬意を払う。最高だよ。もしストーンズが来年ツアーできるなら、ぜひやろう。それが俺たちのスタンスだよ。

(インタビュアー:キースが関節炎を抱えていても、それは可能なのでしょうか?)

何だって可能さ。俺たちはただ、コインを投げて、どっちに転ぶか見ているだけだよ。ずっとそうやってやってきたんだから」

Q:フェイセズのアルバムにも取り組んでいるというのは本当ですか?

「ああ。先日ロッドに会ったよ。たぶん年末あたりには、またスタジオに戻って、すでに取りかかっている新しいフェイセズのアルバム用の曲を仕上げようと思っている」

https://amass.jp/191430/

チャーリー - atsu-y

2026/08/24 (Mon) 07:22:39

おはようございます。
昨日は早く寝ちゃいまして、お返事はまた。

チャーリーが亡くなってから5年を迎えました。

今朝はチャーリーのソロを聴きながら出動です。

無題 - アヒル

2026/08/23 (Sun) 23:09:08

みなさん、ありがとうございます。

元来レコードのプチパチにはかなり寛容なワタシ。
ライブブートならまったく気にならないところですがスタジオ盤で10,000円もはたいたとなると簡単には引き下がれませんでした(笑)
やる気と環境さえ整えれば実感としてそこまで大変な作業ではないですね。
かといって手持ちの盤あれもこれも!とはなりません。
でもMOBILEスティッキーはまたいつか洗うでしょう(笑)

いやでもほんとに気持ちいい日曜日でした。
ありがとうございました!!

Re: - atsu-y

2026/08/24 (Mon) 20:38:23

アヒルさん、劇的向上、ほんとにおめでとうございます!
でもこれが功を奏して、そのうちもっと大枚はたいちゃうことに期待しています(爆)

そしてMOBILEのSTICKYはわたしのもちょっとノイズが出てますので、こんどアヒルさんを思い浮かべながらやってみます!
でもレーベル面は保護したいです(笑)

MOBILE社スティッキー丸洗い、その後 - アヒル

2026/08/23 (Sun) 20:33:34

atsu-yさん、キュースケさん、ギャングロッカーさん、こんばんは!
表題の件、本日2回目トライしました。

基本的に前回洗浄と同じ手順ですが洗剤は界面活性剤成分の多いキュキュット、その泡をデンターシステマで丁寧に磨きお湯で洗い流す方法で敢行。ちなみにレーベルプロテクターは前回の経験上この盤には不要と判断しお湯でじゃぶじゃぶ洗い流してます。
今回もレーベルまったく問題なし。

で結果は…
激的に、ホント激的に向上しましたあ!!
前回の洗浄でも充分普段の鳴らし聴きに問題ないレベルまで向上したと感じてましたがB面後半のプチパチはやはり気になってました。
プチパチ皆無とはいいませんが充分楽曲に没入できます。
ムーンライトマイル、なんて美しい曲なんだ!

朝に洗浄し今聴いてるのでこの時間になってしまいました。
みなさんの丁寧なアドバイスに心より感謝申し上げます!
ありがとうございました!!

なんかこの盤聴くときは洗浄作業がセットになってしまいそう(笑)

Re: MOBILE社スティッキー丸洗い、その後 - atsu-y

2026/08/23 (Sun) 20:52:07

アヒルさん、おめでとうございます!

わたし実はレーベルプロテクターいらずというのが目からうろこなんですが、洗浄効果がはっきりわかるというのは嬉しいですよね!
というか劇的向上とはすごい!!

最近ノイズにも寛容になってるわたし、あまり真面目にクリーニングしてなかったりもしますが、いつかまたじっくり取り組みたいと思います!

そしてその暁には超音波洗浄機欲しい(笑)

Re: MOBILE社スティッキー丸洗い、その後 - ギャングロッカー

2026/08/23 (Sun) 21:30:00

アヒルさん、丸洗いで劇的向上おめでとうございます。
手間暇かかりますが、チリノイズはかなり減りますので懲りずに
良い音を求めて今後も色々と試してみてください。
また何か洗浄について情報があったら教えてください。

Re: MOBILE社スティッキー丸洗い、その後 キュースケ

2026/08/23 (Sun) 22:24:33

アヒルさん、奇麗になってよかったですね。
レコードの洗浄には批判的な方もいらっしゃいますが、個人的には新たな傷や付着物さえ付けなければ、メンテの一環として全然ありだと思います。汚れは取らないとまともにいい音は出ませんしね。
今後もレコード・ライフを楽しみましょう。

DEFINITIVE WINTERLAND 1972 2ND NIGHT - atsu-y

2026/08/23 (Sun) 17:41:44

純然たる新作ではないんですが、新作の記録ということでnew arrivalsにアップしておきました。

フィラスぺ! キュースケ

2026/08/23 (Sun) 14:08:46

いやー、まあ…面目ない。買っちゃったさ、それも普通に定価で。私のことをどうぞオオカミ少年と呼んでください。
なんで買っちゃうのかなー・・・、もう手を変え品を変え出さないでほしい。どうも定番に弱いな。敵の思う壺。
紙ジャケの方は売り払います。これがあればVGPのやつも要らないなー。
またatsu-yさんに想定内でしたって言われるんだろうな(笑)。

Re: フィラスぺ! - atsu-y

2026/08/23 (Sun) 17:37:02

はい、完全に想定内です(爆)

でもこちらの方が間違いなくEV盤よりは楽しめると思いますので、お楽しみください(笑)

EV盤は安いのはいいですけど、ネットの音そのままだったりするので、後からこうしてLHがアップグレード盤をリリースしたりと見極めが難しいですね~。

Re: フィラスぺ! キュースケ

2026/08/23 (Sun) 19:59:31

そうなんですよね。昔からですが、アップグレード盤が出るか否かが見極め出来ないから、同じようなやつをいくつも買う羽目になるんですよね。
新作が出てもしばらく静観すればいいのでしょうが、当てもなく後発を待ってて結局出ずに、先に出てたやつも買いはぐるという最悪の結果を招きたくないですもんね。
何か知りませんがファン心理に付け込んだようなよくできたシステムですよね(笑)。

Re: フィラスぺ! - atsu-y

2026/08/23 (Sun) 20:48:54

それが常ですよね(笑)

わたしもしっかり紹介を続けていきたいと思いますが、これは見送っていいやと思うものは見送ってます(笑)
いいものなら出るでしょうし。

とはいえ今回のフィラスぺはそもそもかなり前に公開されたものでしたので、EV盤がきっかけになったのは間違いないでしょうね。

Re: フィラスぺ! - たかぴ〜

2026/08/23 (Sun) 22:23:05

フィラスペは何枚あってもいいですからね(笑)

最近、EVからもknebworth やhandsome girlsのcaptain acid

remasterが出ましたけど、ネットの音そのままなんですかね?

Re: フィラスぺ! - アヒル

2026/08/24 (Mon) 00:03:57

音の仕上がりが最重要とはいえLHの向上盤は盤面の印刷や当日チケットの写真掲載等丁寧な作りが嬉しいですね。
今回のフィラスペは裏ジャケの内写真がスペクトラムの当日?外観だったりして興奮しました。満足です。
やっはりド定番はLHで持っていたいと思っちゃいますね(笑)

EVの紙ジャケは短期間でしたが充分楽しませてもらったので
私も速攻処分です(笑)

Re: フィラスぺ! - atsu-y

2026/08/24 (Mon) 20:35:26

●たかぴ~さん
> フィラスペは何枚あってもいいですからね(笑)
ですね!
この前自分もそう書いてました(笑)

> 最近、EVからもknebworth やhandsome girlsのcaptain acid
> remasterが出ましたけど、ネットの音そのままなんですかね?

間違いなくそのままの音だと思います。
ハンサムはリマスターの必要などないかと。
ネブワースは元がAcidProject054であればCaptain Acidらしい音で、いける人にはいけるかもです。
これもLHが補正して出せば面白いんですけど(笑)


●アヒルさん
LHはここ数年ずっと、そのライヴ当日の写真にこだわっているようで、そこは嬉しいですよね。
EVのディスクのプリントはわたし好きですけど(笑)
ただ、棚にしまうと背も見えない薄紙ジャケは好きになれません〜。

『TUCSON 1978』 - atsu-y

2026/08/22 (Sat) 21:56:35

『TUCSON 1978』 no label (2CD)
aud.recordings@Tucson Community Center, Tucson, AZ. Jul.21, 1978

●Disc 1
1. Introduction / 2. Let It Rock / 3. All Down The Line / 4. Honky Tonk Women / 5. Star Star / 6. When The Whip Comes Down / 7. Beast Of Burden / 8. Lies / 9. Miss You

●Disc 2
1. Just My Imagination / 2. Shattered / 3. Respectable / 4. Far Away Eyes / 5. Love In Vain / 6. Tumbling Dice (with Linda Ronstadt) / 7. Happy / 8. Sweet Little Sixteen / 9. Brown Sugar


LHから78年ツアーの終盤、ツーソン公演が登場。
このツーソン公演は、ツーソン出身のリンダ・ロンシュタットが前年に自らもカヴァーした"Tumbling Dice"で共演したことと、そもそも演奏が突っ走ってることでマニアには有名な公演。
ちなみにストーンズのコンサートのステージで女性アーティストが共演したのは、このツーソンでのリンダ・ロンシュタットが初めてではないかと。

そんなツーソン公演をおさめた過去作はVGPが1997年7月にリリースした『LET THE JUICE PUMPING』(VGP-139)のみ。
今作の大元もそのVGP盤と同じ音源ながら、マスターは昨年ネットに公開された音源で、モノラルの隠密録音でラストの"Jumping Jack Flash"が未収録なのが惜しいですが、貴重なツーソン公演が録音された音源として唯一出回っているもの。
VGPがリリースして以来、不完全ということもあってか30年近く他からはブート化されなかった音源ですが、そんなに音が良いわけではありませんが迫力が伝わるだけでなく演奏も聴きやすい音源。

30年近くも前にリリースされたVGP盤は15kHz以上がごっそりカットされていることから元はロッシーのMP3と思われ、ダビングも経たギスギスした感じの音でしたが、高音域を持ち上げたことで、ワイルドな演奏とマッチした荒々しい音でした。

今作のマスターはジェネレーションは不明ながらもテープからデジタル化されたFLACが元になっており、ハーマン・カードンの20chx2イコライザーによって調整され、PCを介さずにフィリップスのスタンドアローンCDバーナーでデジタル化されたナチュラルな音質。
ナチュラルとはいえ、屋内会場での隠密録音ですので、演奏全体はまんべんなくとらえていますが、ベースの音がちょい強く、曲間では歓声もよく拾ってます。
特に前半は"Paint It Black"を熱望する男性、後半は黄色い歓声が曲間で目立ちますが、演奏中に邪魔になるようなものではありません(笑)
ただしこもった感じはないのですんなり聴けちゃう音。

VGP盤と聴き比べてみると、VGP盤は少しギスギスした感じが強く、シンバルが少し潰れていて耳につくところがある一方、今作は少しナチュラル。
とはいえ元は隠密音源ですので大きな違いを感じるほどのものでもなく、音質的にはVGP盤の"good+"~"very good--"が、今作では"good++"~"very good-"となったくらい。
ただし公開された音源そのままではなく、GRAF ZEPPELINによってさらに整えられています。
また、"JJF"の欠落以外に"Shattered"前のギリギリ曲間の欠落や、"Happy"で音が一瞬飛ぶところがあったりするところの特徴や切れ方は全く同じ。
その辺りやスピードもVGP盤の方が極々僅かに速いもののほぼ同じことからすると、もしかしたら前述したハーマン・カードンとフィリップスの機材によってデジタル化したマスターが作られたというのは昨年のことではなく、それこそ30年も前の話で、VGP盤のマスターの大元も同じものに辿り着くのかもしれません。
まぁそのあたりはよくわかりませんが、VGP盤に対するアドバンテージはさほど大きくはありませんが、ロッシー音源が元のVGP盤よりは、元がロスレスでさらに整えられた今作は安心して聴くことができるというもの。

そしてこの日の演奏の特徴は、リンダの客演が控えていたことが影響してか、何といってもやたらとミックがワイルドなこと(笑)
ツアー序盤の演奏の勢いそのままのようにミックがかなり突っ走っており、演奏もこの頃の演奏と比べると疾走スピード感にあふれています(笑)

"When The Whip Comes Down"も速い速い、"Miss You"では早くやりたくて仕方ないといった感じでカッティングを先走るわ、これまた突っ走ってる"Shattered"では一人先に終わらせようとするわ、"Respectable"では中盤で乱れるわ、好き放題(笑)
そして故郷凱旋のリンダ・ロンシュタットが登場すると会場は大盛り上がりで大歓声に包まれます。
しかーし、リンダにはコーラスだけで、ワンフレーズすらもリンダにソロで歌わせないミック(笑)
そんな突っ走るストーンズを楽しめる公演ですが、それだけにこの日のラストの"Jumping Jack Flash"はどんな演奏だったのかが聴けないのは惜しいところ。

ということでVGP盤からの劇的な進化とはいかないまでも、マニアに人気のツーソン公演を現在望みうる最良の音源と、麗しきジャケで楽しめる決定盤でした!

Hot August Night - atsu-y

2026/08/22 (Sat) 06:00:12

あのネブワースから50年!

今朝は朝一からコチラで参ります(笑)

Re: Hot August Night キュースケ

2026/08/22 (Sat) 13:03:06

おおー、50年ですか?凄い月日ですね。
この日のブートもアナログ時代から腐るほどリリースされていますが、今のところベストはLHから出た隠密を含んだピエロジャケのCDですかね?
個人的にはカラージャケのアナログが重厚感、デラックス感があって断トツお気に入りですが(笑)。
結局オフィシャルでは何もリリースされませんでしたね、残念。

Re: Hot August Night - atsu-y

2026/08/22 (Sat) 14:24:19

そうなんです、50周年なんですよ!

そしてはい、ベストブートは昨年LHからリリースされたこちらですね~。

アナログブートはカラージャケや黄色ジャケとか、この前もどえらい値段で落札されていましたね。
高額落札の多くは海外からのようで、そこは少し残念ですが。

そしてオフィシャルにはわたし今もまだ期待してるんですけどねー(笑)


Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.