ローリング・ストーンズ・ファンサイト『Hot Stuff』の掲示板です。
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『L.A. FORUM 1975 2ND NIGHT』
- atsu-y
2025/08/16 (Sat) 18:19:12
『L.A. FORUM 1975 2ND NIGHT』 no label (2CD)
aud.recordings@The Forum, Inglewood, CA. Jul.10, 1975
●Disc 1
1. Fanfare For The Common Man / 2. Honky Tonk Women / 3. All Down The Line / 4. If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud / 5. Starfucker / 6. Gimme Shelter / 7. Ain't Too Proud To Beg / 8. You Gotta Move / 9. You Can't Always Get What You Want / 10. Happy / 11. Tumbling Dice / 12. It's Only Rock'n Roll / 13. Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)
●Disc 2
1. Fingerprint File / 2. Angie / 3. Wild Horses / 4. That's Life / 5. Outa Space / 6. Brown Sugar / 7. Midnight Rambler / 8. Rip This Joint / 9. Street Fighting Man / 10. Jumping Jack Flash / 11. Sympathy For The Devil
LHから50周年を迎えたLA75の2日目7/10を収録した「recorder 2」の2ndジェネレーションからの音源が登場。
LA75といえば7/9-13に連続5公演が開催され、ブートではその中でも長らく7/11と思われてきた7/12のモノラルSBと、超絶マイク・ミラード録音などで長らく親しまれた公演。
それがオフィシャルでは2012年にStones Archiveから7/13のオーディオがDL販売され、2014年にはFrom The Vaultから7/12の映像までリリースされちゃって驚いたものです。
マイク・ミラード音源は7/11と7/12とされてきた音源が実は日付が逆だったということが、オフィシャルとその後ネットに公開された別音源によって明らかになったのも懐かしい。
そんなLA75、7/10だけはマイク・ミラードは録音していませんでしたが、そのマイク・ミラードによるミラクル録音と双璧をなす高音質なステレオ名録音として知られたのが、この7/10からの6曲。
その6曲とは、"Star Star" "You Can't Always Get What You Want" "Doo Doo Doo Doo Doo" "Fingerprint File" "Angie" "Brown Sugar"。
特に"Doo Doo Doo Doo Doo"は、キースのギター交換に手間取ってる間のジャムセッション風から、ミックの奇声と共にキースがかき鳴らして始まる入りからして"Doo Doo Doo Doo Doo"史上最高の演奏との呼び声が高い名演奏。
これら6曲はアナログ時代から有名で、CDでは古の『1975 TOUR OF THE AMERICAS PART 1』(DCD-003)や『1975 TOUR OF THE AMERICAS PART 2』(DCD-007)などに収録されていました。
その後VGPがアナログからのタイトルを冠した『CHARLIE WATTS AND HIS FABULOUS ROLLING STONES / 1975 TOUR OF THE AMERICAS』(VGP-284)として、上記『PART 1』のジャケを表ジャケ、そして『PART 2』のジャケをその裏の内ジャケに配してまとめてリリースしたりも。
これが高音質"EX-"隠密ながらも、6曲しか出回らないままなのが非常に残念な「recorder 1」。
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/1975us/1975tota.jpg
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/1975us/charlie.jpg
一方、ちょいと音が遠くシュワシュワした感じの"good+"程度ながらも、ほぼ完全版で2002年に『1975 NERVOUS BREAKDOWN』(VGP-302)として登場したのが「recorder 2」。
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/1975us/1975nervousbreakdown.jpg
こうして7/10は2つの音源が知られていましたが、2021年にモノラル隠密ながらもこれまたほぼ全収録で音がちょい近くて迫力のあるEd Fによって録音された音源がネットに初登場。
これが「recorder 3」で、その欠落部を補填して"very good"完全版に仕立てたのが、LHによる『L.A. FORUM 1975 2ND NIGHT』。
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/1975us/la2ndnight.jpg
そしてはい、繰り返しになりますが、マイク・ミラードはこの7/10のみ録音していなかったのです。
そんなわけで、前置きがずいぶん長くなりましたが、今般Brad Blanckによる録音の「recorder 2」の2ndジェネレーションがあのWaz From Ozによってネットに公開されたのです。
その音源はちょいとピッチが遅かったのですが、そのピッチをしっかり補正したのが今作で、インフォによるとWaz From Oz公認の作品のようで、裏ジャケにもWazへの謝辞が記載されています。
ということで今作は「recorder 2」の2ndジェネレーションによるものですが、同じLHによる2021年リリースの「recorder 3」がメインの『L.A. FORUM 1975 2ND NIGHT』と同じタイトル。
そちらと区別するためか、今作の裏ジャケには2nd Generation Transfer From Brad Blanck's Master Reel To Reels - Upgraded Versionとクレジットされています。
ちなみに今作の元である「recorder 2」は、2021年リリースの「recorder 3」がメインの『L.A. FORUM 1975 2ND NIGHT』ではラストの"Sympathy For The Devil"のラストの1分間でVGP盤から流用されて使用されています。
そこだけ聴き比べても今作とのジェネレーションの違いはわかりますが、ちゃんと他の箇所も聴き比べてみてもやはりその違いは明らか。
VGP盤はジェネ落ちした音源をイコライジングによってかなり中高域を上げてメリハリのある音に仕立て上げられていますが、その分シュワシュワした感じが乗ってしまっています。
そしてVGP盤はそのイコライジングにより、ギターはとんがって刺激のある音で鳴りますが、実は低域は全般的にモゴモゴ鳴っていたりも。
そしてところどころでうるさい女性の歓声がより目立つ羽目に。
一方、今作はさすが2ndジェネレーションだけあって、そのシュワシュワ感などありません。
そしてLHは過剰なイコライジングなどはしないので、2ndジェネレーションのナチュラルテイストを活かしたアップグレードになっています。
ちょっと距離もあってややモコっとしてるのでVGP盤と比べるとギターなどはマイルドですが、女性の叫び声も耳に突き刺さりません(笑)
(ちなみにWaz From OZによると、この歓声上げまくりの女性は、95年のメルボルン公演を収めた『VOODOO RAIN DANCE』でも騒がしい女性と同一人物とのこと・笑)
試しに今作の音をVGP盤に近づけるイコライジングをしてみると、VGP盤のようなシュワシュワ感もなく音の粒はクリアで、素材の違いはより明らかに。
ということでパッと聴いた感じではVGPテイストが好きな方であればメリハリのあるVGPもいけてると感じますが、ちゃんと聴き比べると今作の優位性は明らか。
でもVGPもジェネ落ちした素材をよくここまで仕上げたもんだとは思います。
なお、「recorder 2」はステレオで録音されているところがモノラルの「recorder 3」とは違った魅力ですが、VGP盤と今作とでは左右が逆になっています。
まぁステレオといってもギターが左右にセパレートしてるようなステレオではありませんが、今作は2ndジェネレーションですので、おそらくVGP盤のソースが逆転していたんだと思われます。
そして今作の「recorder 2」と2021年にリリースされた「recorder 3」の『L.A. FORUM 1975 2ND NIGHT』を聴き比べてみると、それぞれ音の特徴は違えど甲乙つけがたいなと。
音質的にはいずれも"very good"程度ですが、「recorder 3」の方が音は近いもののモノラルで、今作の「recorder 2」はやや距離はあってホールエコーも少し感じますが、ステレオでナチュラルテイスト。
なお、この「recorder 2」のカット個所は"Fingerprint File"と"Angie"の曲間と"JJF"終了後にちょこっとあるだけのようで、演奏は全曲「recorder 2」単一音源で完走している完全収録盤になっているのは素晴らしい。
演奏はこの日はやはり"Doo Doo Doo Doo Doo"が有名ですが、"All Down The Line"からしてアクセル全開!
1曲終わるごとにキースとロニーは怪しいものを吸引してたなんて逸話も残るLA75ですが、やはりハイパー・ストーンズ、すさまじい。
"Midnight Rambler"のラストにかけてのブレイクからの加速がミックとバンドの息が合ってませんが(笑)
そしてキースのギタートラブルは"Doo Doo Doo Doo Doo"前だけでなく、ところどころでしばらく待ちが発生し、"Happy"が終わった後にはミックが"Lady Jane"を口ずさんだり、"Street Fighting Man"から"JJF"になだれ込むところでは、キースのイントロが始まるまでをミックとチャーリーによる見事な扇動からのセッション風によって切り抜けているさまも。
いやぁ~素晴らしい。
先日LA75から50周年を迎えたばかりでしたが、ミラードとオフィシャルでしか振り返っていなかったので、こうしてまた2日目を堪能できるのも乙なもの。
ということで、LA75の2日目をマイルドなナチュラルテイストで楽しめました!
A Tribute to The King of Zydeco
- atsu-y
2025/08/16 (Sat) 12:39:17
ストーンズが参加した"Zydeco Sont Pas Sales"を収録したアルバム『A Tribute to The King of Zydeco』。
7"シングルとCDに続いて、先日ようやく届いたLPを!
うん、こうしてLPをアナログで聴くのもいい。
ただ、音は7"シングルの方が3倍迫力がありますな(笑)
なお、ダウンロードカードが同梱されていますが、ダウンロードできるのはアルバム全曲なれどmp3でありました(笑)
ちなみに7インチシングル"Zydeco Sont Pas Salés"はSmithsonian Folkways Recordingsで販売され、このアルバムはValcour Recordsで販売されていますが、ただいまプロデューサーのサイン入り7インチシングル"Zydeco Sont Pas Salés"がValcour Records側で販売されています。
https://www.valcourrecords.com/vinyl/the-rolling-stones-and-steve-riley-zydeco-sont-pas-sals
『A Tribute to The King of Zydeco』&『One More Time』 - atsu-y
2025/08/13 (Wed) 13:21:29
今日は在宅で昼休みなうですが、宅配ボックスに昨日届いてたのをさっき気づきました!
『A Tribute to The King of Zydeco』のアナログLPと、ヘンドリックの写真集第2弾『One More Time』!
ヘンドリックの写真は躍動感があって素晴らしい!
わたしのは206番でした!
https://x.com/royaldragon1969/status/1955483423851810845
https://x.com/royaldragon1969/status/1955483423851810845/photo/2
https://x.com/royaldragon1969/status/1955483423851810845/photo/3
https://x.com/royaldragon1969/status/1955483423851810845/photo/4
↓ヘンドリックのOne More Time。
https://loveyoulivearchive.com/
なお、わたしヘンドリックから何か貰ったりしてるわけではありませんのでご安心ください(笑)
あ、IORRのビョルノルフも専用ページを作っていました!!
https://iorr.org/one-more-time/
今週の新作 - atsu-y
2025/08/12 (Tue) 20:33:54
先行リリース情報にストーンズ!
LA75から、マイク・ミラードが唯一録音しなかった2日目!
AWS - atsu-y
2025/08/11 (Mon) 23:09:55
AWS (Amazon Web Services) のCM。
突然TVからストーンズ、しかもJumpin' Jack Flashが流れると嬉しいぞ!
ストーンズの曲と言えば古くはiMacにWindows95、そして"JJF"といえばXBoxでも使われていましたが、今回も見事。
映像の上階に上がっていく感じと見事にマッチングしていますね。
そしてまったく古臭さを感じさせない!!
Re: AWS - stonesgo
2025/08/12 (Tue) 15:46:16
あぁこれでしたか
嫁がこの前、コマーシャルでストーンズの曲流れてたよと教えてくれたんですが、、
何のコマーシャル?
どんな曲?
心にささらない人にはこんなもんでしょう(笑)
グーグルで検索したけどでなかったので、ストーンズっぽい曲やったん違うと済ましてましたので、すっきりしました
GU - atsu-y
2025/08/11 (Mon) 17:38:09
わたしはサイズがないのでダメなんですが、GUがまたストーンズ物を。
(ん?3XLならいけるのか?)
明日8/12発売。
Tシャツだけじゃなくいろいろありますね~。
https://www.gu-global.com/jp/ja/feature/contents/collaboration/music/all#none
アニタ・パレンバーグのドキュメンタリー映画『アニタ 反逆の女神』 予告編映像公開 - atsu-y
2025/08/10 (Sun) 07:25:54
ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のミューズ、アニタ・パレンバーグのドキュメンタリー映画『アニタ 反逆の女神(原題:Catching Fire: The Story of Anita Pallenberg)』の日本版予告編映像が公開されています。
https://amass.jp/184246/
映画『アニタ 反逆の女神』は10月25日(土)より新宿K’s cinema、アップリンク吉祥寺他にて順次公開されます。
■『アニタ 反逆の女神』
10月25日(土) 新宿K’s cinema、アップリンク吉祥寺他にて順次公開
<内容>
ローリング・ストーンズのミューズであり共作者、女優、モデル、ボヘミアン・ロック・シックを生み出したファッションアイコン、そして愛情深い母親でもあったアニタ・パレンバーグ(1944-2017)。1960年代から70年代の文化や風俗に多大な影響を与えた彼女の、波乱に満ちた人生が明らかになる。彼女は1965年ストーンズの公演を観に行き、リーダーのブライアン・ジョーンズと恋に落ちる。横恋慕するキース・リチャーズ、映画で共演したミック・ジャガーも彼女のとりこに。ブライアンの死後、キースとの間に三児をもうけるが末っ子を生後10か月で亡くす。ドラッグの問題もあり逃げるように引っ越しを繰り返すファミリーには、さらなる決定的な悲劇が待っていたー。しかし嵐の渦巻く地獄からアニタは不死鳥のごとくよみがえるー。
本人の死後発見された未発表の回顧録の言葉(声:スカーレット・ヨハンソン)を用いながら、息子マーロン、娘アンジェラ、そして彼らの父キース・リチャーズが、愛おしくも痛切な家族の秘話を語る。先ごろ(2025年1月30日)亡くなった、ミックの恋人でありアニタと親友でもあったマリアンヌ・フェイスフル、アニタを崇拝するケイト・モスらがアニタの影響力のとてつもない大きさ深さを物語る。
未公開のホーム・ムービーや家族写真から浮かび上がる、ストーンズと過ごした激動の日々とその後の年月。アニタ・パレンバーグは常に状況に立ち向かい新しい価値観を創造する女性だった。出演者は、アニタの回想録の言葉で声の出演をしている「アベンジャーズ」シリーズの俳優スカーレット・ヨハンソンの他に、かつてのパートナーキース・リチャーズ、息子マーロン・リチャーズ、娘アンジェラ・リチャーズ、そして90年代スーパーモデルを象徴する存在であるケイト・モス、『ブリキの太鼓』でカンヌ国際映画祭パルムドール、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した映画監督フォルカー・シュレンドルフ、著名な画家バルティスの息子スタニスラス・クロソウスキ
ー・ド・ローラ、ローリング・ストーンズのメンバー、ブライアン・ジョーンズ、ミック・ジャガー、俳優、作家、政治活動家など様々な顔を持ち戦後アメリカ文化の象徴的存在であるジェーン・フォンダ、ビート・ジェネレーションの象徴的人物で、詩人、作家、政治活動家のアレン・ギンズバーグ、アメリカを代表する現代美術家ジャスパー・ジョーンズ、1960年代のポップアートの旗手で彼のスタジオ自体がカルチャー発信地となったアンディ・ウォーホルなど、アニタの幅広い交友関係を証明する出演者が揃う。また、彼らの背景に映る映像やその言葉から、当時の社会、文化が垣間見えるのも魅力だ。
監督は、アレクシス・ブルームとスヴェトラーナ・ジル。本作は、息子マーロン・リチャーズが母に捧げるべく製作総指揮を務めた。
●アニタ・パレンバーグ
1942年生まれのイタリア系ドイツ人のモデル、俳優、ファッションアイコンであり、1960-70年代のロック文化における象徴的存在。多言語を操り、反体制的で自由奔放。彼女は、自身のペルソナとクリエイティビティで時代を体現した先駆者。彼女がいなければ、ローリング・ストーンズのイメージも、ロックとファッションの結びつきも大きく違っていたかもしれない。周囲からは「ミューズ」「It Girl」「ロック界のワルキューレ」と称された。2017年没。
Mick Jagger I'm A King Bee tour-rehearsal London, July 11 1988 - atsu-y
2025/08/10 (Sun) 02:50:21
nicoの発信で見つけました。
シドニーなどでのリハーサルではなく、日本公演も終わって次はオーストラリアというタイミングでのロンドンでのリハーサルで"I'm A King Bee"を演奏する映像が。
7/11に収録され、7/12に一部TV放送されていますが、BT2Gがミックスしたものだそう。
Mick Jagger - I'm A King Bee tour-rehearsal London, July 11 1988, with Joe Satriani and Jimmy Rip - great multi sources mix by BT2G. Filmed back in the day for a live feed to Australian and New Zealandian TV stations to promote the upcoming Australasian Mick Jagger solo tour.
The Rolling Stones x Ozzy Osbourne - atsu-y
2025/08/07 (Thu) 22:35:20
帰り道にふと思い出しました!
オジー・オズボーンとストーンズのコラボ!!
懐かしい。
https://www.discogs.com/release/5584970-Various-Artists-For-Childrens-Promise-Its-Only-Rock-N-Roll
Re: The Rolling Stones x Ozzy Osbourne - FAB11
2025/08/08 (Fri) 07:41:50
おー、おー、
な、懐かしい
シングルどこに置いたかな
OzzyはHe’s insaneの箇所で
Suicide right on the stageの箇所はIggy Popだったりして
ニヤリポイントでした。。
Re: The Rolling Stones x Ozzy Osbourne - atsu-y
2025/08/09 (Sat) 09:05:28
この配役、歌詞に合わせてるところがところどころあって面白いですよね(笑)
わたしこのチャリティーシングル、4種類もってますが、それで全部だったかな?
『PARIS 1976 1ST NIGHT』 - atsu-y
2025/08/03 (Sun) 13:11:21
『PARIS 1976 1ST NIGHT』 no label (2CD)
aud.recordings@Pavillon de Paris, Paris, France. Jun.4, 1976
●Disc 1
1. Introduction / 2. Honky Tonk Women / 3. If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud / 4. Hand Of Fate / 5. Hey Negrita / 6. Ain't Too Proud To Beg / 7. Fool To Cry / 8. Hot Stuff / 9. Star Star / 10. You Gotta Move / 11. Angie / 12. You Can't Always Get What You Want / 13. Band Introductions / 14. Happy
●Disc 2
1. Tumbling Dice / 2. Nothing From Nothing / 3. Outa Space / 4. Midnight Rambler / 5. It's Only Rock'n Roll / 6. Brown Sugar / 7. Jumping Jack Flash / 8. Street Fighting Man
1976年の4/28から6/23まで2か月にわたって繰り広げられた"Tour Of Europe '76"のハイライトと呼ぶべきパリ4公演の初日がアップグレード再登場。
6/4から6/7まで連日開催されたパリ4公演から選ばれた演奏は、"Les Rolling Stones Aux Abattoirs"としてTV放送され、オフィシャルライヴ盤『LOVE YOU LIVE』の半分近くを占めています。
そのうち初日からはTV放送では"Angie"、そして『LOVE YOU LIVE』には本公演からは採用されていませんが、"Brown Sugar"と"JJF"までの間のミックのターザン叫びが採用されています(笑)
また、当日のニュースには"Get Off Of My Cloud"と"Hand Of Fate"と"You Can't Always-"のごく一部が放送されています。
そんなわけでパリ76初日は全編が録音だけではなく撮影されていますが、上記以外に流通しているのは隠密音源のみ。
というわけでこのパリ76初日の隠密音源を振り返ってみると、76コーナーや既発盤のnew arrivalsで紹介しているとおり、周りもうるさくなく演奏を上から下まで綺麗にとらえた良好音源が出回った第一弾は1999年にDirty Work Productionがリリースした『ALLRIGHT CHARLIE WATTS』(DWP-001)。
これがかなりの良好音源ながらピッチがちと速く、そのピッチを修正したのがEXILEの『FIRST DOSE IN PARIS』(EXCD-31/32)。
さらにややメリハリをつけてボーナスを加えたDACの『PAVILLON DE PARIS』(DAC-046)で、DAC盤が暫く決定盤となっておりました。
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/1976euro/allright.jpg
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/1976euro/firstdoseinparis.jpg
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/1976euro/pavillondeparis.jpg
その良好音源の1stジェネが発掘され、2012年3月にLHからリリースされたのがSweet Recordsによる『PAVILLON DE PARIS DAY 1』(SV-6476A/B)。
さらに同年12月にはDACからも『FROM PARIS TO TORONTO』(DAC-127)としてSV盤とほぼ同じ音をモカンボとの抱き合わせでリリース。
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/1976euro/parisday1.jpg
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/1976euro/fromparistotoronto.jpg
ということでSV盤かDAC盤が決定盤となっていましたが、音質的にはほぼ変わらないその2つの違いは、カセット面割りによって生じていた"Happy"終了後から"Tumbling Dice"冒頭の演奏18秒の欠落部への枝分かれコピー音源のパッチ充ての仕方。
当時の紹介にも書いている通り、SV盤は"Happy"終了後のミックのMCから補填されていますが、つなぎが少し雑で"Tumbling Dice"での音質差が大きいというのがちょっと惜しくて残念。
一方DAC盤ではつなぎはより丁寧ながらもミックのMCが収録されていないというこれまた残念なところがありました。
はい、そんなわけで今回のアップグレード版はそのちょいと惜しいところをやり直し、位相修正とやや低音に厚みを持たせた音になっています。
位相修正の効果のほどはよくわかりませんが、"Happy"終了後から"Tumbling Dice"冒頭の演奏開始から18秒の欠落部への補填は音質差もほぼ感じさせない見事なものに。
ここはほんとに素晴らしい!
また、インフォには触れられていませんが、既発盤全てに"If You Can't Rock Me-"の1分過ぎに右chに極小の"チッチッチ"、その4秒後に"チッ"というノイズが4か所ほど入っており、特に1stジェネからの盤ではそのノイズもシャープな音になっていましたが、今作ではそれも綺麗に消えています。
そして低音に少し厚みを持たせたことにより、違いは僅かながらもまさにこれが決定盤だなという素晴らしい音に。
ということで既発の"very good+"から大きな向上があるわけではありませんが、個人的には十分"EX-"に感じる"very good++"~"EX--"。
なお、今回のCDの面割りは、元のカセットの通り"Happy"と"Tumbling Dice"の曲間にあたり、CD2は"Tumbling Dice"からとなることから、ミックのMCはCD1のラストとDisc2の冒頭どちらにも収録されていますが、Disc2はSV盤のようにBand Introductionsからとか、思い切ってDAC盤のようにビリー・プレストンの"Nothing From Nothing"からとかにした方が、流れ的にはいい気はします。
そんな細かいところはともかく、パリ76初日が違いは大きくはないとはいえこうしてしっかりとまたアップグレードされ、久しぶりに全編、ミックのターザン叫びのオリジナルも聴くことができて楽しい作品でした。
ちょっと嬉しかったのでトップ画像もこちらに(笑)
メトロポリタン美術館のギターの件 - atsu-y
2025/08/02 (Sat) 21:48:22
先日ミック・テイラーのギターが、という記事を紹介しましたが、
https://amass.jp/183772/
その続きのニュースが。
●50年以上前に盗まれたストーンズのギターがメトロポリタン美術館で発見されたという報道について美術館側はこのストーリーを否定 しかし論争はまだ続く
https://amass.jp/184170/
そこには、
2019年にはメトロポリタン美術館の展覧会に展示されましたが、その際、テイラーや彼のチームからの主張はなかったという。
と。
わたしちょうどその時NJ2公演を観に行ってまして、メトロポリタン美術館にも。
先日の記事を見た時にももしかしてと思っていましたが、そこで撮影したまさにこのギターのことでした!
あれはそっくりなギターじゃなくて本物だったのか!
私…かも… - hiro
2025/08/02 (Sat) 11:45:23
初めまして、いつも楽しく拝読させていただいております!
そしていつも貴重な情報、ありがとうございます!
atsu-yさんのご紹介から、こちらの写真集購入しちゃいました
第一弾の時は結局購入まではいかなかったのですが、第二弾の装丁、一部の内容を見て、速攻で第一弾、第二弾両方行っちゃいました!
で………すみません送り先…一部漢字……私かもでした…よくよく見てみると一部発送先漢字になってる……お助けありがとうございます…ご迷惑おかけいたしました
こちらのフォトブック…到着がほんと楽しみです!
Re: 私…かも… - atsu-y
2025/08/02 (Sat) 18:17:56
hiroさん、いえいえお気になさらず~!
第一弾、第二弾両方一気にという方が送料的にはお安くてお得なのかもですね。
こちらどうにも送料が高いのがネックですが、素晴らしい写真達ですので写真集の価格としては安いと思います。
到着されましたら是非Hendrikに感想ともどもメールしていただければと!
Hendrik Mulder『ONE MORE TIME』 - atsu-y
2025/07/31 (Thu) 20:06:48
最前列からほぼすべての公演を制覇するスーパーファンにして、FacebookのLove You Liveでいつも素晴らしい写真を提供してくれるHendrik Mulderが、写真集『Time Fades Away』に次ぐ第2弾、『ONE MORE TIME』を発売!
送料が高いですが、これはいいですぞ!!
こちらでオーダー、そして中身もちらっと拝めます!
https://loveyoulivearchive.com/
https://loveyoulivearchive.com/products/one-more-time-hackney-diamonds-tour-2024
Re: Hendrik Mulder『ONE MORE TIME』 - atsu-y
2025/08/02 (Sat) 08:15:01
Hendrikより発送連絡と、日本からも多くのオーダーをもらったよとメールが。
(たぶんPaypalで、一部漢字の住所だった方もいらっしゃったようで、英語への翻訳依頼も受けました)
そして皆さん無事受け取ったらぜひ連絡をとHendrikから。
皆さん是非感想ともどもメールをしてあげてください!
『ABSOLUTELY TOO STONED TO ROLL:FRANKFURT 1976 2ND NIGHT』 - atsu-y
2025/07/27 (Sun) 15:35:06
『ABSOLUTELY TOO STONED TO ROLL:FRANKFURT 1976 2ND NIGHT』 no label (2CD)
SB+aud.recordings@Festhalle, Frankfurt, West Germany. Apr.29, 1976
●Disc 1 - SB(+aud) recordings
1. Honky Tonk Women / 2. If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud / 3. All Down The Line / 4. Hand Of Fate / 5. Hey Negrita / 6. Ain't Too Proud To Beg / 7. Fool To Cry / 8. Hot Stuff / 9. Star Star / 10. You Gotta Move
●Disc 2 - aud.recordings
1. You Can't Always Get What You Want / 2. Band Introductions / 3. Happy / 4. Nothing From Nothing / 5. Outa Space / 6. Midnight Rambler / 7. It's Only Rock'n Roll / 8. Brown Sugar / 9. Jumping Jack Flash / 10. Street Fighting Man
LHから懐かしい76フランクフルトの2日目が登場。
なお、『BLACK AND BLUE』発売直後に始まったTour Of Europe '76はフランクフルトから開幕したので、フランクフルト2日目はツアー2日目なのであります。
ちなみに76で"All Down The Line"が演奏されたのはこのフランクフルト2公演のみで、今ツアーでのレア曲となっています。
そんなこのフランクフルト公演は前半部分のみ卓直SB音源が流出し、アナログ時代からブート化されていました。
CDではまずはそのSB音源部分のみを収録した『FRANKFURT 1976』(VT-CD 10)。
そして1997年にはSB+隠密音源で完全版に仕立てた『MORE THAN WELCOME TO FRANKFURT』(VGP-135)。
さらに2001年にはメインは75デトロイトながらもボーナスでこのフランクフルト公演のSB音源を収録した『HEAR THE WHISTLE BLOWIN'』(VGP-268)がリリース。
そして2016年にLHによってリリースされた『FRANKFURT 1976』が、全編隠密音源と追加でSB音源も収録した代表盤でありました。
これらの盤を簡単に振り返ると、SB音源部分のみを収録したVIGOTONE盤は左右逆という問題を抱えており、VGPによる『MORE THAN WELCOME TO FRANKFURT』はそのSB音源の高音が強くてヒスノイズが目立つのが難点でした。また、2016年にLH盤がリリースされた際にこのVGP盤の"You Gotta Move"はこの公演の音ではないと紹介していましたが、実はフランクフルト初日の隠密だったことが後にTASBで明らかにされています。
そして2001年にリリースされたVGP盤もSB音源が向上したわけではなく派手なイコライジングで、2016年にリリースされたLH盤が全編隠密音源に加えて、アナログのみで聴けた"You GOtta Move"のイントロも追加したSB音源も楽しめる内容となっていましたが、SB音源は左右逆のままだったのです。
というわけですが、今回は2016年盤の隠密全編+ボーナスSB音源という作りではなく、前半のSB音源+後半を隠密音源で完全版に仕立てた作品として、GRAF ZEPPELINによって仕立て直されています。
これがさすがのGRAF ZEPPELIN印。
前半部分のSB音源はVGP盤やLH盤のいずれもちょっと癖がありましたが、ここはVIGOTONE盤の『FRANKFURT 1976』の左右を直してリマスター。
これが見事なリマスターで、やはりVIGOTONEの音はよかったことがあらためて。
しかも左右も単に反転させただけではなく、ヴォーカルの定位の補正もされているのは聴き逃せません。
さらに"You Gotta Move"のイントロも今作のタイトルの元となっているアナログ『ABSOLUTELY TOO STONED TO ROLL』から補填されています。
このSB音源は決して音質が優れている音源ではありませんが、そんな音でも喜んで聞いていたのが懐かしく、今作ではさすがに2025年リリースだけあって、VGP盤で聴かれたようなやり過ぎ感はなく、LHの2016年盤よりも音に伸びがあるいい塩梅でのリマスターがされているのはさすがの"EX-"。
そして隠密部分。これも2016年盤とは違った音つくり。
VGPの『MORE THAN WELCOME TO FRANKFURT』(VGP-135)よりも音は少しくっきりし、LHの2016年盤『FRANKFURT 1976』で聴かれたヒス成分は後退し、すっきりモノラルに仕立てたことで演奏が引き締まって聴こえます。
どちらかと言うと音の感じはVGP-135に近く、LHの2016年盤との音の違いには驚きの、これまでの"very good++"が"EX-"~"very good++"に。
この音での隠密完全版も聴いてみたいと思わせてくれます。
というわけで、SB音源と隠密音源がともにGRAF ZEPPELINによって仕上げられたことによって見事に生まれ変わったフランクフルト2日目でした!
Happy Birthday Mick Jagger - atsu-y
2025/07/26 (Sat) 08:02:26
82歳のお誕生日おめでとうございます!
これからもますますお元気で、いつかまた日本に!!
Re: Happy Birthday Mick Jagger - サンパイオ
2025/07/26 (Sat) 18:45:35
これは何を歌っている時の顔かな?
Re: Happy Birthday Mick Jagger - atsu-y
2025/07/27 (Sun) 09:00:25
おはようございます。
昨日はファンクラブのミック生誕祭で楽しい一日でした。
写真のミックはリッジデールでの3曲目、"Tumbling Dice"でのミックでした。
リッジデールから一年となる7/21に投稿した写真も、同じくDiceの時のミックでした。
『RS No.9 HARAJUKU』京都ポップアップストア - atsu-y
2025/07/25 (Fri) 21:32:10
ローリング・ストーンズ『RS No.9 HARAJUKU』が関西エリアに初上陸 京都ポップアップストア開催決定
ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の公式アパレルブランド『RS No.9 HARAJUKU』が関西エリアに初上陸。
京都・新風館にて期間限定ポップアップが開催されます。
ブランドの世界観を体現したグラフィックアイテムや、京都会場限定アイテム、人気商品の再販など、ファン必見のラインナップを用意しています。
■「RS No.9 HARAJUKU」京都ポップアップストア
●日程(時間)
8月9日(土)~8月21日(木)11:00~20:00
※8月21日(木)のみ 11:00~19:00
●会場
京都 新風館1F POPUP SPACE SPOT (https://shinpuhkan.jp/popup/)
●イベント内容
「RS No.9 HARAJUKU」は、ザ・ローリング・ストーンズの公式アパレルブランドとして音楽とファッションの融合をテーマに、国内外で注目を集めてまいりました。
今回の京都ポップアップは、東京・原宿での人気に応え、関西エリアで初めての開催となります。ブランドの世界観を象徴するアイコニックなグラフィックや、人気商品の再販など、RS No.9ファンにとって見逃せない内容となっています。
■最新情報は公式インスタグラム及びHPをチェック
RS No.9 HARAJUKU インスタグラム: https://www.instagram.com/rs9.jp/
RS No.9 HARAJUKU HP: https://rsno9.jp/
https://amass.jp/184010/
Re: 『RS No.9 HARAJUKU』京都ポップアップストア - atsu-y
2025/07/26 (Sat) 10:02:28
こちらでお知らせし損ねてました。
7/19から店頭で販売されています。
オンラインでも後日発売されるとのこと。
今回のコレクションでは、“東京”や”日本”をテーマに、職人の技が光る特製の木箱に収められた、箸セット、酒器セット、豆皿セットの3カテゴリ・全6種を展開。
https://www.universal-music.co.jp/rolling-stones/news/2025-07-18/
Boogie 4 Stu DX - atsu-y
2025/07/24 (Thu) 20:32:03
発売遅延のお詫びに、CDにバッジをつけてくれたBoogie 4 StuのDX。
その気持ちが嬉しくて追加でオーダーしたアナログも届きました!
https://www.grinningdogrecords.com/shop/
「こんばんは、渋谷陽一です」 - atsu-y
2025/07/24 (Thu) 20:28:45
キュースケさん、Swayさん、あつしさん、どうもです。
わたしを73ライヴから入ってストーンズにドハマリさせてくれ、プリンスをキモいから好きに転向させてくれたのは渋谷陽一さんのおかげでした。
サウンド・ストリート、日立ミュージック&ミュージック、そしてもちろんロキノンなどなど大変お世話になりました。
とはいえわたしはビートルズやツェッペリンにははまらなかったんですけど。
今ごろ天国で久しぶりの渋松対談を再開されているかもですね。
巨星墜つ オジー・オズボーン - atsu-y
2025/07/23 (Wed) 05:49:47
ロニーのSNS投稿で知りましたが、オジー・オズボーンが亡くなったと。
先日引退ライブを行い、慈善団体にその売り上げ270億円を寄付との記事を見たばかりでした。
安らかにお休みください。
渋谷陽一さん - Sway
2025/07/22 (Tue) 21:56:22
NHKのFMでKBFHの73年のライブを放送してくださったのが渋谷陽一さんでした。
あの衝撃は今でも忘れません。
ルー・リードのニュー・センセーションズをストーンズぼいなんて紹介してくれたのがルー・リードとの出会いでした。
頭脳警察、PANTA、喜納昌吉、古井戸、ファンカデリックも渋谷さんがラジオで教えてくれました。
心よりご冥福をお祈りします。
Re: 渋谷陽一さん - あつし
2025/07/24 (Thu) 09:04:07
78年のKBFHも放送してくださいましたね。
なお73年を「ミュンヘンでのライブ」と紹介されたので、その後ブラッセル・アフェアを知るまでははそう信じ込んでいました(笑)。